おばあちゃんは、おりょうりもじょうず。やさしいおばあちゃんだった。
おばあちゃんのうちにあそびにいくと、りょうりをつくってくれる。そのときいつも、わすれなぐさのナプキンがおいてあった。
でも、おばあちゃんは、すこしずつかわってきた。わすれんぼになっていった・・・。
認知症になったおばあちゃんと家族のお話し。おばあちゃんは、だんだん忘れることが多くなってきて、迷子になったり、車をぶつけたりで、施設に入ることになる。それでも家族として、してあげられることがある・・・。
庭にわすれなぐさがさきはじめたら、おばあちゃんにとどけてあげよう。
『わたしをわすれないで』ナンシー・ヴァン・ラーン さく すてふぁにー・グラエギン え 角野栄子 やく マイクロマガジン社 2018年
ISBN 978-4-89637-702-6