この絵本は、美術家でもあり、公民権運動家でもあるギルバート・ベイカーをモデルとした物語です。彼は、LGBTの権利の象徴としてのレインボーフラッグをデザインした人として知られています。
物語は、ギルバートの子どもの時の体験から始まります。ギルバートは、おばあさんの衣料品店が好きでした。おばあさんが縫う服のデザインを考えて、カラフルな色で服のデザインを描きました。ギルバートは、色とりどりの世界も大好きでした。ところが、ギルバートのお父さんは、ギルバートがデザイン画を描くことを認めてくれません。
サンフランシスコの縫製の会社で働くことになったギルバートは、ある公民権運動の象徴のデザインを頼まれます。そして、虹色の旗をデザインします。
“虹を縫う”というこの絵本は、多様性の象徴として、また、LGBTの権利の象徴として使われているレインボーフラッグ誕生の物語です。
Ph.d. Pitman, Gayle E. (著), Holly Clifton-Brown (イラスト)
出版社 : Magination Pr; 第1版 (2018/5/22)
ISBN : 978-1433829024
対象読者年齢 : 4 – 8歳

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