おしゃべりなたまごやき

絵本

ラッパが鳴りました。テレレッテ トロロット プルルップ タアー

王さまの一日は大臣たちのあいさつからはじまります。王さまは何を言われても「あ、うん」と、きのないへんじです。

コックが聞きました。王さま今日は何が食べたいですか。王さまははじめていいました。「たまごやきがいいな。めだまやきにしてくれ。」

ラッパがなりました。王さまの休けい時間です。お城のまわりを見てまわった王さま。ぎゅーぎゅーづめのにわとりごやをみて、かわいそうだと思い、こやのカギをあけてしまいます。にわとりたちはにげだして大そうどうです。たいちょうは犯人さがしです。

めんどりが王さまのへやににげ込みました。めんどりは王さまがカギをあけたひとり言をきいてしまいます。王さまはめんどりに、ないしょだぞといいきかせます。

めんどりがうんだたまごをコックがめだまやきにしました。王さまがめだまやきを食べようとすると・・・・

無邪気な王さまと、後始末に追われる兵隊と隊長と大臣。コックも王さまに振り回されますが、最後はコックも王さまの味方でした。

『おしゃべりなたまごやき』寺村輝夫 作 長新太 画 福音館書店 1972年
ISBN 978-4-8340-0378-9

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