魔女学校の一年生、ミルドレッド・ハブルは、問題児でした。帽子を後ろ前にかぶっていたり、靴の紐を引きずっていたり。ミルドレッドのまわりでいつもごたごたが起こります。
クラス担任のハートブルーム先生は、とっても厳しい先生でした。対照的にカックル校長先生は、優しい感じです。
モードとは仲良しですが、エセルにはいつも意地悪をされています。
ハロウィンの大事な行事の日、ミルドレッドはとんでもない失敗をやってしまいます。けれど、それは、ミルドレッドのせいではありません。
その失敗で、校長先生の呼び出しが怖くなって、夜に学校を飛び出します。すると森の中では、よからぬたくらみをしている悪い魔女たちと遭遇し・・・。
この本は、「ミルドレッドの魔女学校」シリーズの1になります。作者のジル・マーフィーは、1949年にロンドンで生まれ、美術学校で学びました。テレビ番組でも「ミルドレッドの魔女学校」として放送され、ミルドレッド・ハブルは、ベラ・ラムジー(Bella Ramsey)が演じています。
『魔女学校の一年生』(ミルドレッドの魔女学校 1)ジル・マーフィー作・絵 松川真弓訳 評論社 2002年 ISBN978-4-566-01354-4