あるひ、としょかんにライオンがやってきたら、みなさんはどうおもいますか?
きっと、おどろくことでしょうね。
としょかんいんのマクビーサンも、おどろいて、かんちょうのメリウェザーさんにしらせにいきます。
かんちょうは、ライオンがきまりをまもっているなら そのままにといいます。
やがてライオンは、としょかんのおはなしのじかんへ。こどもたちといっしょに 3つもおはなしをしずかにきいていました。こどもたちともなかよくなりました。
つぎのひも、ライオンはやってきましたが、おはなしのじかんにはまだはやく、かんちょうは、しごとのてつだいをしてもらっていました。ところが・・・。
この絵本は、図書館が大好きなライオンのお話です。作者のミシェル・ヌードセンさんも図書館に勤めた経験があって、図書館愛があふれています。
ライオンといえば、ニューヨーク公共図書館には、正面に2体のライオン像があります。この像は1911年に設置されました。そして、大恐慌の1930年代に、Patience(忍耐)、Fortitude(不屈の精神)と名付けられました。
『としょかんライオン』ミシェル・ヌードセン さく ケビン・ホークス え 福本友美子 やく 岩崎書店 2007年
ISBN 978-4-265-06817-3