くろて団は名探偵

児童文学

くろて団のメンバーは、リーダーのフェリックス、優秀なアデーレ、おかしが大好きなロロ、いつもリスといっしょのリスづれキキ。なぞの家には、だれも住んでいないはずなのに、だれかがいるけはいがします。

そこにいたのはミスターX。一体そこで何をしているのでしょう? 何かを偽造しているようです。

ある日、フォーゲルザンク婦人の宝石がぬすまれた。ふたたび、くろて団の出番です。
犯人のスティビッキーは宝石をビーバー湖へ。

犯人は逃げて逃げて、かくれてしまいます。

なぞのスーツケースの男。中身はさいころ型のスープの素? と思いきや、何かの密輸取引か。ヘイベル巡査とくろて団の出番。スーツケースの男は、洞窟観光から消えてしまいます。

動物園から黒ヒョウがぬすまれた新聞記事を見たくろて団。こんどは、オウムがぬすまれた。オウムのクララはいったいどこへ。

この本には、細かなイラストページが、犯人を追い詰める中で、何度も出てきます。そこには、手がかりが残されています。その手がかりをイラストの中から探すという本なのです。

みなさんも、くろて団といっしょに探偵をやってみよう。

『くろて団は名探偵』(岩波少年文庫198)ハンス・ユルゲン・ブレス 作 大社玲子 訳 岩波書店 2010年
ISBN 978-4-00-114198-6

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