かようび、よる8時ごろ、アメリカのあるしずかなまちで、なにかがおこりそう。よるの池で、かめがふりむいた。そのさきには・・・えっ、か、か、かえる? かえるが、はすの葉っぱにのって。どこにいくんだろう。
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でんせんでねていたとりたちも、びっくりぎょうてん。おなかすいたおじさんは、よこ目でみえてしまった。おばあさんは、テレビをつけたまま、いすでぐっすり。朝日がさしてきた。どうろには葉っぱだけが・・・。
さてさて、つぎのかようびのよるは?
文字がほとんどなくて、絵が中心の絵本です。読み聞かせするときは、絵を見ながら少しだけ言葉を添えます。でも、静かな雰囲気をこわさないように。子どもたちは、この静かな夜の不思議な光景に興味しんしんです。
この絵本は、優れた絵本として評価され、コールデコット賞にかがやきました。
『かようびのよる』デヴィッド・ウィーズナー 作・絵 当麻ゆか 訳 徳間書店 2000年
ISBN 978-4-19-861191-0