明け方家を出発して、夜の街を通り抜け、我が家に帰ってくるまで。少し遠出してみたら、よく見かける風景だけど・・・。この絵本はしかけ絵本です。どこがしかけかって?最後のページで「本をさかさまにしてごらん!」
白と黒だけの世界。さかさまの世界は全く違う風景が展開しています。私たちが知ってる世界もさかさまに見ていくと違った印象、違った考え方が見えてくるのかもしれませんね。見方を変えると面白いよということを教えてくれる絵本です。
『光の旅 かげの旅』(絵本の部屋―しかけ絵本の本棚) アン・ジョナス 著, 内海まお 訳 評論社 1984年
ISBN 978-4566002081