がいこつさんがねています。でもよくねむれていないようです。なにかをわすれているようです。わすれているものをさがしに、がいこつさんはまちにでかけます。そして・・・・。
がいこつさんはこの世の人ではありません。生きていたときもありました。そのときは誰かから手紙もきました。返事はとっくの昔に出したしなあ・・・。待ち合わせしたこともあったなあ。
あるところで、がいこつさんは忘れていたものを思い出します。これでぐっすりねむれるといいですね。
『がいこつさん』 五味太郎 著 文化出版局 1982年
ISBN 978-4579401567